まずはこっから! 水分摂取!!

おおよそ一日に必要な水分摂取量
(※厚生労働省HPでも明確な算定方法はないようです。R6.6.8調べ)

成人男性 2.4リットル
成人女性 2.1リットル

体格に応じた水分摂取量の計算方法は、体重と年齢を考慮に入れた式で求めることができます。
例えば、体重が60kgの30歳未満の成人男性の場合、
60kg×40mlで1日に必要な水分量は2400mlとなります。
(女性は 体重×35ml で求められます)

これはあくまで基本的な計算であり、気温や活動量によっても変動します。

水分摂取は生命維持に不可欠な行為であり、
体の約60%は水で構成されています。

水は細胞の構造と機能を維持し、
栄養素の運搬、体温の調節、老廃物の排出など、
多くの重要な役割を果たしています。

しかし、水分摂取には適切な量があり、
その量は個人の
年齢、性別、体格、気候、活動レベルなどによって異なります。

水分の重要性

溶媒…例…食塩水は水に食塩を溶かした液体のこと。
     この「水」が溶媒です。

水は、体内の化学反応を可能にする溶媒としての役割を果たします。
これには、消化吸収、循環、排泄などの生理的プロセスが含まれます。

また、水は血液やリンパ液の主要な成分であり、
栄養素や酸素を体の隅々まで運び、老廃物を運び出す役割を担っています。

水分バランスの維持

健康を維持するためには、水分バランスを保つことが重要です。
体内の水分は、摂取した水分と食物から得られる水分、
体内で生成される水分によって補給され、
尿、便、汗、呼気などによって失われます。

これらの入出のバランスが取れている状態が、
水分バランスの維持と言えます。

水分摂取の目安

一般的に、
成人男性は1日に約3.7リットル、
成人女性は約2.7リットルの水分を摂取することが推奨されています。

これには飲料水だけでなく、食物から摂取する水分も含まれます。
しかし、これはあくまで目安であり、個々の状況に応じて必要な水分量は変わります。

適切な水分量を確認する方法

1.尿の色と量を確認する 水分が不足していると尿が濃い黄色や茶色に
            なり、量も少なくなります。一般的に水分が
            十分であれば尿の色は黄色で量も薄いです。

2.手の親指の爪を押す CRT(毛細血管再充満時間)という方法で
           手の親指の爪を押して色が戻る時間を確認する
           方法です。3秒以上かかる場合は脱水を疑う
           こともあります。

 

 

水分摂取の計算方法

体格に応じた水分摂取量の計算方法は、
体重と年齢を考慮に入れた式で求めることができます。

例えば、体重が60kgの30歳未満の成人男性の場合、

60kg×40mlで1日に必要な水分量は2400mlとなります。

これはあくまで基本的な計算であり、気温や活動量によっても変動します。

脱水する行動は控える

脱水が起こってしまう事に次のことが考えられます

1.カフェインの摂りすぎ コーヒーや緑茶などカフェインが含まれます。
            度を越えた摂りすぎには脱水を引き起こして
            しまうかもしれません。

2.アルコールの飲みすぎ アルコールには利尿作用があります。
            缶ビール10本飲むと11本分の水分が出ると
            いう記録もあるようです。

3.運動後に水分を摂らない 発汗で失われた水分は補給することが
             大切です。

 

水分摂取のメリット

適切な水分摂取には多くのメリットがあります。
体内の代謝を促進し、消化を助け、便秘を防ぎます。

また、免疫システムの機能を高め、
肌の健康を保ち、熱中症などのリスクを減らすことができます。

さらに、脳の機能を向上させ、集中力や記憶力を高める効果もあります。

水分摂取のデメリット

しかし、水分摂取には適切な量があり、

過剰な水分摂取は体に悪影響を及ぼすことがあります。

例えば、低ナトリウム血症は、
過剰な水分摂取によって体内のナトリウム濃度が薄まり、
むくみや頭痛、疲労感、混乱などの症状を引き起こす可能性があります。

また、腎臓に過度な負担をかけることもあります。

まとめ

水分摂取は、生命を維持するために不可欠ですが、
その量は個人の状況に応じて適切に調整する必要があります。

日々の活動量や気候、健康状態を考慮に入れ、
自分にとって最適な水分摂取量を見つけることが大切です。

また、水分摂取は単に水を飲むことだけでなく、
食物からの水分摂取も重要な役割を果たします。

バランスの良い食事と適切な水分摂取によって、
健康な体を維持しましょう。

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